渡良瀬ネイチャリングアクトは渡良瀬川の釣り人による渡良瀬川のサポーターの会です。このブログは、渡良瀬川をいつもの釣り場にする釣り人たちが会の活動と四季折々の川の様子をお伝えしていきます。
番外編、かんりにん桐生のフィーバーを知らず岩手で釣る
2015年06月03日 (水) | 編集 |
(かんりにん)
 岩手の山の中でいきなりメールの着信(5/28)があって、M-さんから「渡良瀬川は3時間で尺がほとんどで**尾ほど、ヒレピン40cmが1尾」なんて言われ、さらに、
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 Sさんからの電話でも、ヒゲナガで好調だと聞くと、行く場所を間違えたかって、自分でも少しは思いますが・・・
 スローなかんりにんが、今年もまた早池峰山をぐるっと回ってスローな釣りをしてきました。
 5月23日からの岩手釣行、初日は遠野市内の里川からスタート、モンカゲロウのハッチにも会わず、オオマダラの散発ライズにも反応がなく、昔日のライズ狂想曲は再現しませんでした。
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 宿から0分の牛小屋前、サンダル履きの気分で20cm級のイワナと遊ぶのも乙ですよ。戻りがけに宿の庭を流れる幅50cmほどの水路を見たら、バイカモの上でちびイワナが2尾、逃げようとして押しくら饅頭をしていました。
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 2011年6月発行のフライの雑誌93号で、表紙に写っていた森林軌道跡の橋からその先を見たら、去年まであったタバコ畑がなくなっていました。岩手に行くたびに耕作放棄地が広がっているのを目にします。
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 シカの足跡はそれほど見たことがなかったのですが、遠野でも沿岸地方でも、どこでも見るようになりました。電気柵が増えたのもしかたありません。
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 こんなきれいなヤマメに、フライはグリフィスナット。
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 猿ケ石川は、早池峰山の前面にある薬師岳が水源になっていて、花崗岩の山であるために、川砂には白雲母が含まれて、午前の陽光にきらきらと輝きます。
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 アダムスパラシュートは今回も良く働いてくれました。山の神様にお礼を申し上げてひと休みです。
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 荒川高原牧場、数百年の歴史があり、早池峰山を望む素晴らしい牧場です。原発事故後の除染が済んで肥料を入れて牧草の種を蒔いて、回復した緑の中をお馬の親子が駆け抜けます。牛は放牧されていないようでした、食用だからです。
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(左)気仙川の支流で34.5cmのイワナを釣りました。自己記録更新(どうでも良いことですが)です。(右)フライはこんなので、ティペットは失礼して8Xに落とさせて頂きました。(下左)ここがポイントで、仕事をする人の声が聞こえる、かんりにんの一番好きなタイプの川です。
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 気仙川支流の大股川に津付ダムが作られているときに、大震災が起こって、岩手県は工事を中止しました。住民を立ち退かせて、山を崩して、川をまっすぐにして、付け替え道路にトンネル(子飼沢トンネルといいます)を掘り、旧道は立入禁止にしました。水沢ICから大船渡や陸前高田に行くときは、このトンネルを見て、何が起こっているのか気づいて下さい。
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(左)国道沿いの看板、ダムの描いてあったところにはシールを貼って隠してありました。(右)沿岸の小渓を持つ内水面漁協が事業継続できずに解散してから4年目です。沢のほとりにはタニウツギの薄桃色の花が少し盛りを過ぎていました。
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「沿岸の小渓」はこういう川です。ヤマメが出たけれど小さいのは、大きいのが抜かれた後だからでしょうか--、魚を見ることができただけで満足して上がることにします。以前からの退渓点が電気柵になっていて、くぐるのに冷や汗をかきました。
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(左)島崎憲司郎さんのM&D(マシュマロ&ディアヘア)も今回はよく使いました。よく釣れるのです。林間の薄暗い水面でもウィングがよく見えて、見えなくなったらあたりです。ここのイワナはゆっくりと出てくれました。(右)北上山地の川は上流部が高原状で意外とゆったり流れているので、かんりにん好みです。
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(左)これもM&D、欲張って#13サイズをたくさん持って行きましたが、ここのイワナには#15の方が使い勝手が良かったと思います。(右)去年8尾掛けた場所です。今年は10尾掛けたところで魚の気配がなくなってしまいました。
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 早池峰山を左回りで閉伊川へ。有名な(だそうだ)某支流のヤマメ、この日は2人釣り人と会いました。相談して上流と下流に分かれて釣っていると、出てくる魚がピシャッと反転します。宿の番頭さんは魚が尻尾で餌を叩いて・・・と教えてくれましたが、なにドリフトが悪くて嫌われただけですよ。
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(左)ミズナラの大木の下にあった渕でイワナを9尾掛けました。同じフライを同じコースに流して。(右)今回キープした最後の写真。この直後、去年良型を8尾掛けたポイントが近くなったところで突然の赤濁り、なんともしまらないフィナーレになってしまいました。
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 入渓点に戻って竿をしまっていると、〇〇建設と書いたぼろぼろのライトバンがやってきて、どうしても川底を浚うしかない工事が上流にあって、詫びに回っていると、人の好さそうなヘルメットの人から言われて、怒る気もなくなってしまいました。
 今は、三陸沿岸を縦貫したり、沿岸と内陸部を結ぶ道路工事が最優先で進められているのか、かんりにんがどこへ行っても重機とダンプカーが走り回っています。この1年の間にもずいぶんあちこちの眺めが変わりました。
 良い方に変わっているのか、悪い方なのか、1週間やそこら眺めただけでは確かめようがありませんが、魚が釣れなくなるのは悪い方だと決めて、来年も見に行きたいと思うのです。

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