渡良瀬ネイチャリングアクトは渡良瀬川の釣り人による渡良瀬川のサポーターの会です。このブログは、渡良瀬川をいつもの釣り場にする釣り人たちが会の活動と四季折々の川の様子をお伝えしていきます。
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戻りヤマメはどこから来るのか?
2013年06月10日 (月) | 編集 |
(かんりにん)

 たいそうなタイトルを付けてしまいましたが、内容はたいしたことありません。

 この時期、戻りヤマメといえば、渡良瀬川の釣り人が眼の色を変えて追いかけるシーズン後半の超目玉ターゲットです。
 毎年、足利地区から戻りヤマメの第一報が入って、誰それが40cmオーバーを掛けたというニュースが次第に上流に伝わり、どん詰まりのカブッチョでフィニッシュしています。

 釣れる魚は、パーマークを残していたり、すっかり銀化してサクラマスのようだったりする違いはありますが、どちらも、ふつう川で見かけるヤマメ(20~30cm)より、体長・体高ともぐんと大きく(35? 40?~45cm? 50cm?)なります。

(2013年5月28日 K-さん)
20130528_190614_37CM_K1.jpg

(2012年5月27日 Sさん)
20120527_2024_35CM_SP5270070.jpg

(2011年6月10日 Sさん)
20110610_2028_48CM_SP6100096.jpg
 48cmありました。

(2013年4月10日 かんりにん)
20130410_1455_か090
 これは20cmそこそこ。かんりにんが釣った支流のヤマメで稚魚放流と思われます。同じ川のヤマメなのに、まるで別種の魚のようですね。

 渡良瀬川のヤマメは、そこで育つものと、サクラマスになるために川を下るものに分かれるようですが、実際には河口堰などがあって、渡良瀬川の降海型ヤマメは海に行きつくことができないのです。

 それでは、海に行けない渡良瀬川の降海型ヤマメは遡上前にどこにいて、いつ遡上を開始するのでしょうか。
そして「戻りヤマメ」には、なぜパーマークのあるのと、銀化したのがいるのでしょうか?

 直接の解答になってはいないのですが、昨年7月に出版されたサケマス・イワナのわかる本 著:井田齊・奥山文弥 山と渓谷社」にそれらしき記述があったので、引用しますと・・・

(サクラマスは)基本的には降海型だが、湖を海の代わりとして成長する湖沼型もいる。堰堤など、適度な深さと広さのある水域があれば、容易にサクラマス化(銀化)する。

銀化した個体が河口付近、あるいは途中まで降りて、降海せずに上流へ戻るケースもある。この場合は海に降りていないので厳密にはサクラマスとは呼びがたく、釣り人の間ではモドリ(戻り)と呼ばれる。但しこのモドリと呼ばれる個体の中には銀化していない疑似銀化ヤマメもいる。
 
(各本文111P)

P6100005.jpg

 この本からかんりにんがテキトーに想像するに、渡良瀬川の戻りヤマメは、銀化したのも、しないのも、下流のどこかでたっぷり体力を蓄えて、春の草木ダムの放水に乗って下流からずんずんと上ってくるという、当地の釣り人ならだれでも知っているとおりの行動を見せているようです。

 この本では「サクラマスとヤマメの生活」として、さらに1章を割いて詳しく解説していますので、機会があれば一読されるようお奨めします。

 この本、桐生市立図書館にはまだ入っていませんでしたが、同じ著者で2000年刊の「サケ・マス魚類のわかる本/山と渓谷社」 を置いてありました。これも参考になりそうですね。

 え、そんなの読む暇があったら釣りに行く方が先だろうって?
 すごいやつが釣れたらぜひ写真を送って下さい、お待ちしております。



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